30代からの将棋日記 -73ページ目

第46期 王位戦七番勝負 本日開幕

王位戦が今日開幕します。

佐藤康光棋聖と羽生王位のタイトル戦。

進行中の棋聖戦と合わせると、12番勝負となるようです。

王座も佐藤棋聖が挑戦者となれば、なんと17番勝負となるかもしれません!


どちらも私の好きな棋士なので、フルセットまで戦って楽しませて欲しいと思います。

本日は初戦ということで、どのような戦形になるか楽しみです。

矢倉希望ですが・・・


《中継はこちら》

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お昼に追記:


後手番となった羽生王位が、中飛車を採用したようです。

中飛車には私も苦しめられているので、本格居飛車党である佐藤棋聖の対策を勉強させてもらおうと思います。


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夜に追記:


第1局封じ手の局面


図の局面で、羽生が手を封じて終わりました。

まだ駒がぶつかっていませんが、この後間もなく激しい攻め合いになりそうです。


画像クリックで棋譜再現

私の封じ手予想は、△4四銀。以下、▲6六歩、△3三桂と進行でしょうか?

後手が先攻し、先手は反撃を狙いつつ受ける展開になりそうです。

先手が端を詰めているのが終盤でどう効いてくるか、はらはらの展開になりそうです。


ちなみに、このリンク から逐次最新の棋譜が見れます。

この棋譜は、携帯電話で閲覧できるのがいいところ!

仕事中でも対局の行方を案じているのは内緒です。

北海道新聞に感謝!


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王位戦の対局予定

第1局  7月 13・14日(水・木)
第2局  7月 21・22日(木・金)
第3局  8月 2・ 3日(火・水)
第4局  8月 24・25日(水・木)
第5局  9月 5・ 6日(月・火)
第6局  9月 12・13日(月・火)
第7局  9月 21・22日(水・木)

7月・8月の将棋の勉強

社会人で将棋を勉強をするとなると、なかなか時間を割く事ができないのが実情じゃ無いでしょうか?


よく、「若いうちに将棋を覚えないと上達しない」と言う人がいますが、そんな事は無いと思います。


若いうちは、将棋にだけ専念できるだけで、30,40代のナイス・ミドルだって、同じだけ時間と情熱を傾ければ上達しないはずがありません。


とはいえ、仕事があるとなかなか時間が取れないのも事実。


24時間を好きに過ごせる学生よりも、効率的に将棋の勉強をしなければなりません。


私自身、昨年度は「近代将棋道場」を中心に、実戦をメインに勉強していました。

15級で登録し、勝ったり負けたりでしたが、初段の師匠と出会い、すぐに10級になりました。

しかし、Bクラス(6~10級タブ)からは実戦だけでは上達しないようです。


そこで、5月・6月は詰将棋をメインとした勉強で、終盤力と読みの強化に努めてきました。


今月と来月からは、詰め将棋に加え、羽生・谷川の棋譜をひたすら並べ、大局観のようなものを鍛えて行きたいと思っています。

これらの学習法によって、年末までにAクラス(1~5級タブ)入りすることを目標にしたいと思います。


それと同時に、しばらく放置している、倶楽部24東京道場の最高Rも更新していかなくては・・・

第55回NHK杯 一回戦第15局(2005年7月10日)

本日は「行方 尚史 七段」vs「桐山 清澄 九段」戦


先手の行方七段が、横歩取りを採用。

桐山九段は、これを受けて立ち、横歩取り8四飛戦法へ。


急戦調に5六歩と桐山九段が仕掛け、飛車切りの強襲からと金を作る展開となり、やや後手指しやすいと思っていた図の局面。




<画像クリックで棋譜再現>


ここで、桐山九段は4七とと寄ってしまい、5四飛と飛車を捌かせてしまった。

4五桂と5四飛がWで捌けたのが大きく、と金が寄る展開になる前に寄せられてしまいました。


感想戦では、図の局面では5五歩が味の良い手とされており、そうやって飛車先を押さえておけば、と金の活きる展開になりそうでした。


高齢の桐山九段が横歩取りを受けて立つのは、負けたとはいえ局後に爽やかさを感じました。

堂々と負けるとは、この事ですね。

「最強の詰将棋200題」 全問クリア

「最強の詰将棋200題」 全問クリアしました! なんとも感無量です。

11手詰め辺りから苦戦し、最後の13手詰め10問にはかなり手こずりました。

しかし、本日無事に全問解答を達成と言うことで、かなり自身がつきました。
5手詰めもままならない年明け頃の実力からは、考えられない進歩です。


本書の問題を解いていくうちに、詰将棋が好きになってきました。


また、たとえ簡単な詰め筋でも、13手詰めを1分以内に解けたときは相当快感です。

そして実戦の終盤戦でも、徐々に厳しい手を指せるようになってきたと思います。

13手詰めで最も苦労したのがこれです。

詰将棋1


はっきり言って、1時間近く掛けてしまいました。
みなさんはパッと解けちゃいますか?

本書をもう一巡解いたら、次の詰将棋本に進みたいと思います。

将棋道場 対局日誌 (05/07/09)

本日はリーグ戦三局。昇段手合いが一局。

リーグ戦の勝敗結果は、以下の通り。

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第1局:○:四段:角落
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上手向かい飛車の珍しい戦形。
 駒組み勝ちから一気に寄せることができ快勝。
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第2局:●:四段:角落
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 上手右四間飛車を受け損ない、劣勢に。
 途中、切らしたかと思ったけれども小駒の攻めを受けきれず負けに。
 攻めの継続手を学ぶことができました。
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第3局:○:三段:平手先
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 原始棒銀のおじさん。
 以前は完敗したが、今日は真正面から受け止めて攻めを切らす。
 最後は一気に寄せて勝ちに。以前の悔しさを晴らせた。
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通算勝敗:3勝3敗

と言うことで、なんとか五分に勝率を戻しました。
参加数は50人ほどのリーグ戦。
八月まで続く長丁場なので、頑張って行きたいと思います。


昇段手合いは、振り駒の手合い。
図の場面が相手がうっかりしたところ。





なんと、6六に角が成り返ることができると勘違いしたそうです。
この角打以降、しっかりと攻めを切らせて勝ちに。
こちらの方も、先週の借りを返した形です。

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星取表(上が最新) 
三段への昇段規定:13勝2敗以上で昇段
 :相手:手合
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○:二段:振駒(後手:対四間飛車棒銀)
○:三段:平手先
●:一級:角落
○:三段:平手先
昇段星取 3勝1敗
(二段通算 5勝4敗)