30代からの将棋日記 -8ページ目

Webアマチュア銀河戦 記念対局プロ棋士アンケート調査結果発表!

Webアマチュア銀河戦記念対局プロ棋士アンケート調査結果

将棋倶楽部24



と言うことで、現在進行中のWebアマチュア銀河戦の優勝者との記念対局相手を、一般投票の結果を目安にしよう!ってな感じの本企画。


1位はダントツで羽生先生。

 ま、そりゃそうですよね。羽生先生と覆面で対局する優勝者・・・そんな絵が実現して欲しい今日この頃。
 実現しても、放映見れませんが・・・(x_x;)


2位はちょっと意外。谷川先生。

 それほど大活躍してるわけではないですが、順位戦での熱いプレーオフは記憶に新しいところ。

 中高年層と、関西方面で根強い人気があると察します。


3位は順当。渡辺先生。

 ブログを通じてアマチュアとの接点が多い棋士だけに、うなづけます。


4位が・・・ん?

 なんで?瀬川先生との対局辞退が人気の原動力でしょうか。

 ん~、なんだかわかりません。


5位以下は、どんぐりの背比べ。



他に意外な事と言えば、


・得票率の低さ。

  260/700とはねぇ。500票は入るんじゃないかと踏んでたんですが。

  自分が対局するわけじゃないし・・・と、興味が薄かったか?


・佐藤棋聖の順位の低さ。

  昨年大活躍で、炎の24番勝負も記憶に新しいのに。

  しかも、現在進行形で番勝負があるのに・・・


こんなところでしょうか。

私個人的には、将棋倶楽部24の棋戦は、一度参加したいと思っています。

今年都合が合うのは、名人戦 でしょうか。

12月になれば、今の仕事も一区切りで定時退社の日々と踏んでるのですが・・・


どちらにせよ、15分切れ30秒に慣れておきたいところ。

なかなか時間が取れません・・・


8月27日 2回戦 第4局

窪田義行 五段 VS 丸山忠久 NHK杯  
解説者:藤井 猛 九段


《棋譜再現》


昨年優勝の丸山NHK杯登場。

前年度決勝戦の、渡辺竜王との熱戦は記憶に新しいところ。

振り党の窪田五段に、解説者は総帥 藤井九段。


盤上も解説も期待が持てます。




【第1図】:持久戦模様


藤井システムの出だしから互いに角を持ち合い、持久戦調の駒組み。

先手は銀冠、後手は美濃にしたところで図の角打!

私自身、持久戦の経験が乏しいのでよくわからないのですが、これって普通の手なんでしょうか?


打たれて後手困ってるようにも見えるのですが・・・



【第2図】:大きな分岐点。

第2図は、▲9七角の継続手として、銀が5五に進出してきたところ。
△7三角と引いてうまい手に見えましたが、普通に▲6四歩と付かれてのっぴきならない玉頭戦へ・・・

感想戦では、第2図から△6七歩~△6六歩~△8四角とする手があり、こちらの方が良かったとの事。
この手順なら、本譜よりもやや居飛車良かったようです。


対振り飛車戦って、居飛車の歩がいつも足りないので、こういう叩く手は私には第一感で浮かびません。。。

(x_x;)シュン




【第3図】手筋&急所の垂れ歩!


第3図は、6筋の折衝が一段落し、後手が一旦局面を収めようとした瞬間に垂れ歩を放ったところ。
こういう、取れない垂れ歩を放つ事ができる場合は、局面自体が優勢である場合が多いと思っています。

と言う事で、3図ではすでに先手優勢と断言します。


局面を不利と見た丸山九段は、銀を一枚入れて囲いを強化。

しかし、▲5三歩成~▲6五桂と技がかかり、角と金の二枚換えに。
その後は窪田五段が、粘りが信条の丸山九段に粘りを許さず押し切りました。

本局、藤井九段も言ってましたが、丸山九段に持ち味を発揮させないくらい、窪田五段の差し回しが冴えていました。


本局のような玉頭戦も、参考になるところ。

感想戦では様々な手順が検討されてましたが、逆転に至るような手は出てきませんでした。

金星(失礼?)を挙げた窪田五段、格上が相手なのに緩まない、終盤の指し手に魅力を感じました。

優勢な将棋を、終盤急に緩んで逆転される例もありますからね。(昨年の三浦八段とか。)

頑張って欲しいです!




【今日の詰将棋】:10分で三段


9月3日  2回戦第5局
藤井 猛 九段 VS 山﨑 隆之 七段
解説者:杉本 昌隆 七段

秘伝将棋無双

評価:★★★☆☆

秘伝将棋無双

秘伝将棋無双
詰将棋の聖典「詰むや詰まざるや」に挑戦!


著者:湯川博士 /門脇芳雄
出版社:山海堂
サイズ:単行本/319p
発行年月:2006年06月

ISBN:4381086104
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料別


詰将棋が面白い!と開眼した昨年の夏から早一年。

米長永世棋聖がどこかで言っていた、


「無双・図巧」200題を全部解けば、プロ四段は堅い。


なる言葉に、どこか憧れてしまう気持ちが心の片隅にありました。

しかし、ご存知のように一筋縄で行く作品は皆無。

詰棋界に燦然と輝く珠玉の作品集ですからね。当然っちゃ当然。


そんなわけで、これっぽっちも手が付かずにいたのですが、書店でこの本を発見。

なんとなく勢いで買ったんです。


将棋師範「一馬」とその弟子達が、無双の作品を解き進めていく語り口調で進行する本書。

なんとなく学研の先生と生徒の会話を、江戸時代版にしたものと想像してください。


本書の特筆すべきところは、「詰み形」を想像する事に重点を置いていること。

そのような解き方・考え方をしたことがないので、新鮮でした。


「詰み形」で開眼したので、かねてから悩んでた「王様殺人事件」第11問に取り組むと、すっと詰んでしまいました。

ほほぉ~。


本書で解説している無双の作品は、20問。

その他、詰将棋、江戸時代の将棋などの各コラムもちらほらと。

無双の作品鑑賞ガイドとしてもだいぶいけてるとは思いますが、会話形式の本は嫌だ!という人には勧める事はできません。


相当に好き嫌いが分かれる本かと思いますが、詰将棋がイマイチ苦手だな~と思ってる人にも良い教科書だと思います。


評価は辛めで。



反省文。そして今後。。。

正直、お盆から、なんとなくボンヤリ過ごしてました。

将棋の勉強も、寝る前の5手詰ハンドブックくらい。

この2週間、棋譜並べも定跡学習も、長手数詰将棋への挑戦もしてませんでした。

大反省です。

今週はずっと仕事が忙しいせいにしてましたが、仕事が忙しくたってちゃんとやってた時期もあるんです。

言い訳しないで、またコツコツやり始めたいと思います。

で、そのコツコツの内容ですが、今年前半は、ちょっと定跡研究に重きを置きすぎたと思っています。

今年の後半は、初心に戻って棋譜並べと詰将棋に重きを置いて。

将棋無双の他、王様殺人事件など。

なんで無双って、最近ちょっと面白い本読んだので。。。

niteruさんの勧めもある事だし、ネット将棋にも復帰しようと思っています。

が、もうちょっとふんぎりがいるかな?

一分将棋や、30秒将棋は久しく離れすぎているので。

ちょっと勇気が・・・(゜O゜)\(--; ォィォィ

王位戦第4局、佐藤棋聖が押し戻す・・・を投稿するつもりでした。

今日も記事が飛びました。(/_<。)


特に今日の記事は、早く寝たいのを歯を食いしばって書いたのに・・・

しかも一度じゃありません。今日は二度同じ記事を書いて二度飛ばしました。

このアメブロ、最近はクリック広告載せろだとか、管理画面に行けば宣伝とか山ほどでてきてうざいし、

そのせいで投稿画面は重たいし、なにがなんだかです。


重たいうえに、別に便利な訳でもない。

今週3日連続記事が飛んだので、もう我慢の限界に達しようとしています。


1年続けてきて、記事の蓄積があるからよそに移行しずらいのですが、突然引っ越すかもです。


で、言いたかったのは佐藤棋聖が鬼がかり的な強さを撒き散らしているということ。

羽生王位の力を持ってしても、その勢いを削ぐことはできなかったようです。

何しろ、長い持ち時間棋戦は対羽生先生を除くと、最近10局は9勝1敗という怒涛の勝率。


竜王戦もこの勢いで頑張って欲しいものです。


本局、一手一手自分ならどうする?と考えながら再生していたのですが、最終盤、大詰めの局面。


王位戦第4局


次に▲7一とが来たら寄り形なので、それを許したと言う事は寄せの決め手がある!

そうにらんでいたのですが、△6九角とか、△3四角ぐらいしか思いつきませんでした。

△6六馬じゃぁ、手負けしてそうですしね。

佐藤棋聖、どうやって寄せるのかと思っていたら、△8六桂!

指された瞬間しびれます。

▲同歩なら今度こそ△6九角で寄り。

▲6七歩と受けても、△同馬と取れるのがポイントなんですね。

逃げ道をふさぐ基本の寄せ、一目で見つける事ができないとは修業不足もはなはだしいです。σ(▼▼;)


佐藤棋聖、来週は丸山九段とのガチンコ竜王戦が開幕。

佐藤棋聖が挑戦者になれば、竜王の交代となりそうな予感がします。


がんばれ!佐藤棋聖!(竜王戦は。)