横歩取り4五角戦法 研究(1) | 30代からの将棋日記

横歩取り4五角戦法 研究(1)

あまり知られてない(そんなこと無い?)横歩取り4五角戦法


後手番横歩取りの裏芸に最高だと思うので、研究していきたいと思います。

また、先手横歩取りを指すときも、これを知らないと大変です。

居飛車党である限り、相掛かりは避けられません。

そして、相掛かりとなると避けたいけど避けがたい戦法は横歩取り。
横歩を取るまでは先手の権利ですが、横歩を取った後の戦形は後手の権利です。

横歩取りを拒否するならば、序盤で指してが限られ、戦法の選択が窮屈となります。

(少なくとも私は。)


横歩取りのプロ将棋は圧倒的に8五飛戦法。
最近徐々に増えてきたのは相横歩取り。
しかし、私のお勧めは何と言ってもこの4五角戦法です。

横歩取り戦法のスタートは、先手が横歩を取ったらすかさず角交換。
そして、【図1】の△2八歩打が大事な一手。



4五角戦法1
【図1】4五角戦法への大事な一手


そして、この歩を打ったときに、相手の顔をちらりと見るのが重要。
何してんだ?みたいな顔をしてれば、もう勝ったも同然。
先手に同銀を強要し、【図2】の△4五角打で本研究テーマがスタートします。


4五角戦法2
【図2】4五角戦法スタート!


厳密に正解手を指していけば、後手の勝ちにくい戦法ですが、道場やネット対局での一発用には最高の切れ味を発揮します。


この戦法を使ったときの私の戦績は8勝1敗
単一戦法での勝率としては、抜群に良いと思いませんか?

(あくまで私だけですが  (; ̄ー ̄A アセアセ・・・ )


次回は4五角戦法の狙い筋を研究していきたいと思います。